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ドレスにこだわりたい人ほどブライダルフェアで契約すべきではない理由

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約8分

ウェディングドレスへの想い

こんにちは、アベニールの山﨑です。

今回は「ドレスにこだわりたい人ほど結婚式場のブライダルフェアに行くべきではない」というお話をしたいと思います。

「え?ちょっと待って、どういうこと!?」と思われる方も多いと思いますが、事実今までの花嫁さんを見ていると、こういう考え方もありだなという思考に至るわけです。

結婚式場の人からすると「何言ってんの?」と思われるかもしれません。

じゃあ衣装の持ち込みは今まで0ですか?と聞くと「衣装の持ち込みされる新郎新婦はいる」もしくは「うちの式場は衣装の持ち込み禁止だから」と答えますよね。

どういうことかと言うと、まず結婚式場の仕組みから説明していきます。

ブライダルフェアの流れ

結婚式場でドレスを選ぶ。これが今まで当たり前の流れでした。

結婚式場には一社から二社ほどの提携しているドレスショップがあります。

原則的に、式場と提携しているドレスショップから自分が着るドレスを選ぶことになります。

この流れが結婚式場では一般的だったのですが、そうじゃない人の事例が増えているのです。

ここからタイトルにもあった「ドレスにこだわりたい人ほどブライダルフェアで契約すべきではない」という理由を紐解いていきます。

結婚式場の仕組み

今から結婚式場を決めようとされているあなた。

「ブライダルフェアに行ってみよう〜♪」と気軽に行くと、フェア用に装飾された華やかなチャペルや披露宴会場、モデルさんが着ているキレイなドレス、美味しいお料理。どのブライダルフェアに行っても満足されると思います。

一通り見終えると、御見積のお話になります。この時は式場側も当然新規顧客をとりにくるわけです。

ここで多いのが「今日決めて頂けると、さらに値引きします!」と言われてと契約される方も多いです。

フェア参加された方の一番の利点は「値引き交渉」がその場でできる式場もあることです。

その一方、値引きする変わりに「全て式場で依頼しなくてはいけない」「一切のお持ち込みをお断りします」という条件がある式場もあります。

もう一度言います。

「フェア特典がある見積の中には持ち込みに関して制限がついている」という契約内容になることが多いです。

要するに今回のお話は「ドレスにこだわりたい人ほどフェアで契約すべきではない」というタイトルにもあったように、一切の持ち込みが禁止された状態で契約し、その後失敗している花嫁さんが多いという現実がある。という内容なのです。

過去の事例や実際の相談内容

ドレス選びの際に始めて気がつくこと、それは・・・

「自分の好きなドレスがない」
「プラン内のドレスはイマイチ」
「ちょっとかわいいドレスになると追加料金が何十万」

ドレスにこだわりたい花嫁さんにとって、このような声は本当に多いようです。

インスタやネットで検索してみてください。今はインスタで検索される方もいらっしゃると思いますが、結構失敗談やお悩み相談が花嫁さん達の中で見つかります。

そこで、ドレスにこだわりたい花嫁さん達がどう解決しているかというと、インターネットやドレスショップに行って自分が本当に着たいドレスを見つける。という流れもあります。

あなたの周りにもいませんか?

「ドレスだけ式場に持ち込んだ〜」とか「カラードレスだけ別で手配しました〜(^ ^)」とか。

こんな話は結構多いですよね。

ドレスの式場価格

ちなみにドレスの値段っていくらか知ってますか?ドレスにはランクを設けているショップがほとんどです。

ウェディングドレス1着 20万~30万今まで出会ったなかでも高いドレスは60万。
これにカラードレスが1着20万、タキシードが10万~12万と値段が付けられています。

とは言うものの、あくまで定価お話です。ここから値引きというものがあります。

一番多い値引きの仕方として、定価から20%~40%オフという様な見積り表記、
もしくは洋装三点(ウェディングドレス・カラードレス・タキシード)で28万~35万のセットプラン。などがあります。

一見、プランがお得じゃん!と思われがちですが、式場によって今後の展開が大きく変わってきます。

ドレスの好みは人それぞれ

結婚式場の衣装もドレスのラインナップは多く、式場の雰囲気に合わせたドレスやブランドが揃っていると思います。

ただ、人には好みがあります。先ほど述べたように、

・プランで選べるドレスを見たけど気に入ったドレスがなかった。
・新作やブランドドレスを選んだら何十万と追加料金が必要だった。
・好きなブランドドレスがなかったので、他店のドレスを借りたいと言ったけど式場から断られた。

そもそも、式場に提携しているドレスショップ、もしくは式場が運営しているドレスショップの中から選ぶ。という「決まりごと」が契約段階で発生していることがあります。

もし、式場のドレスショップに自分の気にいるドレスがなかったら…どうしますか?

雑誌やインスタで見たブランドドレスを着たいと思っても、式場にそのドレスがなかったら…どうしますか?

ブライダルフェアや式場見学で出た見積りの中には「フェア特典値引き…他のお持込みは一切お断りします」と書かれているのが結婚式場の見積りによくある条件です。

・そんな契約をしていることから、気に入ったドレスが見つからなく「妥協して決めた」という方々。
・好きなドレスを選びたいけどかなり予算オーバーになってしまった方々。

・ドレスの値段が上がりすぎてしまったから、他に頼みたかった内容を渋々削減した方々。

私たちに寄せられる声や相談も同じような内容が今でもあります。

後悔している声

なぜこのようなことが起きているか、実際に相談があった新郎新婦さんの声として、

「最初の見積りからこんな上がるとは思っていませんでした」
「持ち込みがNGだったけど、言えばなんとかなるだろうと軽く考えていた」
「ドレスの値段が上がり過ぎで他に削減できる箇所がないか教えてほしい」

と後悔している新郎新婦が多いです。

酷な事を言いますが、そういう契約をしているので式場が悪い訳では決してありません。
要は「初めての人には分からない仕組みが多すぎる」というのがウェディング業界・結婚式場の現実です。

そこで、意外と知られていない方法をご紹介したいと思ってこの記事を書いている訳です。

ドレスショップから式場紹介

それは、結婚式場に式場見学に行く前に、ドレスショップへ行く。ということなんです。

どういうことかと言うと、ドレスショップ経由で結婚式場を決めると、ドレスの持ち込み融通が緩くなる。という式場もあるということなんです。

これは写真や映像も同じことが言えます。フォトスタジオ経由で行くと、カメラマンの持ち込みが許されたりします。

私たちAvenirは衣装、写真、美容師、映像、引出物など、新郎新婦さんの希望と対象となる式場によって持ち込みアイテムを変えてます。

つまり、今から結婚式場を決める方にとって、最初の入り口がとても重要なんです。

入り口が違うだけで好きなドレスを選べる。ドレスショップごと選べる。というメリットが新郎新婦に生まれるわけです。

【熊本】結婚式場を探す入口を変えるだけで費用が大きく変わるって知ってますか?

一方、普通に式場で契約したあとにドレスを試着する時期があります。その時に先ほど述べたような疑問や問題が始めて出てくるのです。

<悩み・疑問>
・プラン内には気に入ったドレスがない。
・望んでいるドレスやブランドが式場にはない。
・衣装ランクを上げるとかなり予算が・・。
・インスタや他のブランドドレスが気になってしょうがない。
<選択肢>
・衣装の持ち込みはNGと断られる

・衣装の持ち込み料を払えば可能になる

現実はこの二つです。

持ち込み料を払えば他のドレスショップでレンタルしたドレスを着て結婚式を挙げることはできますが、もし持ち込みがNGだとしたら…。

仮に持ち込み料がかかったとしても、気に入ったドレスで結婚式ができるのと、妥協してドレスを選んで結婚式挙げるのは、どちらがいいですか?ドレスの持ち込み料は、ドレス1着3万~5万が多いです。

最初の入り口が違うと、持ち込みNGな同じ式場でも許可されることもあります。しかも「紹介特典として持ち込み無料」なんて式場もあります。

持ち込み料や持ち込みの話は過去記事に詳しくご紹介していますので、持ち込みたい方・節約したい方はぜひチェックしてみてください。

参考記事1:結婚式場と契約前に知っておくべき重要な6つのポイントとは?
参考記事2:持ち込み不可の式場を可能にする方法|結果的に安くてこだわれる結婚式に!

今日はドレスから選ぶ結婚式。ということで、結婚式場を決める入り口を変えるだけで、好きなドレスを自由に着れるというお話をしました。一生に一度の大切な結婚式ですから、後悔のないようぜひ楽しみながら結婚式を挙げてみてほしいと思います。

About The Author

AvenirDesignアベニール代表 / ビデオグラファー / フォトグラファーKazuto Yamasaki
写真や動画撮影を行うカメラマンでもあり、結婚式のプランニングや式場との商談も行っているアベニールデザイン代表 山﨑一人。
ハワイの現地プロデュース会社との提携により、持ち込み無料のハワイウェディングプランなどで全国から問い合わせがくるWebサイトを立ち上げる。

「結婚式では後悔してほしくない!」という想いから、結婚式場の仕組みや新郎新婦に本当に役に立つ情報をこの「BrideMedia」で掲載。
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