こんにちは、アベニールの山﨑です。
今回は「福岡の結婚式場に”持ち込み”の条件について直接聞いてきました」というお話です。
来年ご結婚式をご検討のお二人にご希望の式場をお聞きして、
紹介案件の際に持ち込み条件がどのようになるか?
という部分をご紹介します。
式場ごとに違う「持ち込み」に対する考え方
まずは、どんな内容を式場さんに聞いたのかをご説明します。
<共通の質問内容>
来年の◯月◯日に結婚式をご検討されてる新郎新婦さんがいらっしゃいまして、
〇〇さん(式場名)を見学ご希望されてるのですが、日程の方はいかがでしょうか?
また、持ち込みに関しては「電話で言える範囲で構いませんので、どのような条件面、〇〇はNGなどございますか?
という内容です。
この質問に対してそれぞれの式場が
【とある式場の電話対応】
今回の物語はこうだ
『ある2人が来年結婚式を考えている。希望している式場に我々が事前にコンタクトをとり、持込み条件について調査した』
3つの式場がそれぞれ異なる回答を返してきた
今回はそれを皆に知ってほしいと思う
— AvenirDesign|結婚写真&映像 (@Avenir_p_q_) 2018年11月4日
【式場A】
🤓『…で、持込み条件はどのようにされてますか?』
🕍『私どもの式場では、可能な限り新郎新婦さんのご希望に添えるよう持込みはほとんど許可してますね』
🕍『どんな見積りがご都合いいですかね?』
🤓『では見学してからご相談させてください🙇🏻』
という対応だ。
— AvenirDesign|結婚写真&映像 (@Avenir_p_q_) 2018年11月4日
式場B
🤓『…で、持込み条件はどのようにされてますか?』
🕍『自社でドレスを扱ってるので、衣装と美容はお断りしてます。撮影関係は持込み料が必要ですが大丈夫です』
🤓『なるほど!では見学の際にお2人の希望を聞いてご相談させてください🙇🏻』
🕍『ありがとうございます。ぜひお願いします』
— AvenirDesign|結婚写真&映像 (@Avenir_p_q_) 2018年11月4日
式場C
🤓『…で、持込み条件はどのようにされてますか?』
🕍『持込みは1点につき10万ですね〜』
🤓『じゃあドレス2点とカメラマン2人だと40万ですね?』
🕍『そうですね〜。あと値引きも少なくなるので式場の物をおすすめしてますね〜』
(続く)
— AvenirDesign|結婚写真&映像 (@Avenir_p_q_) 2018年11月4日
式場Cの続き
🤓『…ということは、普段も持込みお断りされてるんですよね?』
🕍『そうですね〜持込みありきのご紹介はお断りしてますね』
🤓『なるほど!ではお2人とご相談してみますね!』
という内容だ。
これを見て皆はどう感じただろうか。
しかし…(続く)
— AvenirDesign|結婚写真&映像 (@Avenir_p_q_) 2018年11月4日
一概にAが1番安く自由にできるとは限らないのだ
それは新郎新婦によって、好み・センス・予算・ゲストの人数も違うからだ
大事なのは
自分が望んでいる結婚式が叶う条件で契約すること
これを今日は伝えて終わりにしたいと思う
— AvenirDesign|結婚写真&映像 (@Avenir_p_q_) 2018年11月4日
Twitterで発信した内容に続き、ブログではこの先を考えて欲しいのでお伝えしたいと思います。
必ずしも持ち込みNGがダメだとも限らない
一見すると、式場Aが比較的自由に好きなように結婚式を準備することができそうでもあり、料金的にも他の式場よりも抑えることができるかもしれない。
これは確かに一般論からすると、持ち込みが厳しい式場と、持ち込みが自由にできる式場の場合、前者の式場の方が平均総額は高い傾向があります。
ただし、結婚式は他人と比べることができないと私たちは考えています。
つまり、新郎新婦さんであるあなたにとって、
・チャペルの雰囲気
・ドレスの好み
・料理の味覚
・手出しできる予算
・結婚式への価値観
これは、全て一致する結婚式はあまりないからです。
ということは、持ち込みがNGであろうが、持ち込みが自由にできようが、新郎新婦によって価値観が異なるので、
持ち込み条件だけで、どちらがいいかは判断することができないという意味です。
あなたの叶えたい結婚式をイメージする
ここで大事なのは、
あなたの叶えたい結婚式とはどんな結婚式ですか?
という部分です。
先ほど新郎新婦さんによって、好みや価値観が違うとお伝えしましたね。
・チャペルの雰囲気
・ドレスの好み
・料理の味覚
・手出しできる予算
・結婚式への価値観
過去に「持ち込みをした人」には、必ず目的があるんです。
例えば、
・好みの衣装がなかったから
・知り合いにカメラマンがいるから
・式場では好きなことができないと思ったから
この他にも、いろんな理由があるんです。これは新郎新婦さんによって本当に違います。
例えば、下記のような場合もあります。あなたも思っている項目ありませんか?
・料理は一番高いコースを選ぶ人
・写真や映像など、自分たちに残る物にお金をかける人
特に価値観の違いによって結婚式のお金のかけ方が全く違ってきてます。
そして、自分がこだわりたいと思う部分や、お金の部分によって、契約前にあらかじめ確認したり、条件面を細かく聞くことがとても重要になってきます。
それが「人それぞれ違う」のですよね。
契約前に持ち込み条件を確認・交渉すべき理由とは?
私たちへお問合せ頂く新郎新婦さんの中には、式場と契約後に「当日エンドロールを頼めますか?」というお問合せがあります。
式場さんと契約後に外部のカメラマンを探されるんです。
ここにも、問合せをされた新郎新婦さんにも「持ち込み業者を探している理由」があるはずなんです。
これが、先ほど紹介した・・
・式場では好きなことができないと思ったから
というような「持ち込み」をしたいと思った理由があるんですね。
ただし、契約後の場合、一定の割合でこんな結果になります。
「すみません、式場に確認したら当日のエンドロールは指定業者でないとダメみたいです。とても残念です。」
この数ヶ月間、こんなメールをたくさんもらいました。
これって、なぜだと思いますか?
それは、結婚式は打ち合わせが始まってからじゃないと、詳しい内容を決める機会がないんです。
だからこそ、あなたの叶えたい結婚式のイメージを契約前に、二人で話し合うこと・情報を集めることがとても大事です。
・打合せをして初めて知った。
・聞いてなかった。
・できると思ってた。
という後悔の声は実際にあります。
なので、式場を決めるときには
・どんな項目が選ばれているのか?
・それが自分たちが望んでいる物なのか?
それを見極めて式場と契約・条件面などの交渉を行うことがとても大事だということをお伝えしたいと思います。