おっと・・・気がついた時には4月依頼ブログ更新してないじゃないですか!
と、どこからともなく聞こえてきそうで怯えながらブログ書いてる山﨑です(嘘です)
今回は花嫁さんたち向けというよりは、
結婚式の仕事をしている事業者の1人としてお伝えしたいことや、
私たちが考えていることを少しだけ書こうと思います。
2020年ウェディング業界とコロナ
2020年、3月以降コロナの影響により世の中が大きく変化せざるえない状況でした。
ブライダル業界も大打撃を受けた業種の1つだと思います。
現在、AVENIRでは結婚式場さんとも提携しておりまして、
大きな影響を受けているのを目の当たりにしてきました。
感染対策を実施しているのは当然として、これから先必要になってくるのは
「変化する部分」と「守っていく部分」を業界自体も発信すべきだと思ってます。
一般的にはブライダル業界は他の業種に比べると「昔と変わらない風習」であったり、
「決まった様式・当たり前とされてきた仕組み」がかなり多いです。
なのでITリテラシーも低いと言われ、広告依存や持ち込み料問題など、
一部の企業ではずっと変わってないのも現状です。(全部じゃないですけど)
特に地方ではそうですね。。
4月以降大きな話題になったのが・・
「結婚式を延期するのに多額のお金が必要になった新郎新婦が続出した」
これはニュースやSNSでも大きな話題にもなってました。
新郎新婦さんの都合ではないのに「キャンセル料」として支払わなければならなかったケース。
状況も考えて披露宴の規模を縮小したら「特典の値引きがなくなった」というケース。
このような話は実際に花嫁さんたちからだけでなく、同業者からも同じような話を嫌という程聞きました。
一方で、コロナで延期する分は新郎新婦への負担を一切かけない。という式場もありました。
ホテル側や式場視点で考えると「規約上は問題ないという理由」であったり経営陣の方針で全く対応が異なった。
新郎新婦の視点で考えると「全然納得ができない・・」という気持ちもよくわかりました。
ただ、世の中を見渡してみると、企業的にきついのは同じで、どう乗り切るか。変化に対応して新しい取り組みや仕組み改革など、
変化に対応していった企業は一時的な売上減少はあったものの、業績は伸ばしている企業は山ほどありました。
その中で「顧客から損失補填してもらう」という手段を選んだのはブライダル業界が特に目立った気がします・・。
でも、それが今まで当たり前だった人たちにとっては「それが当たり前」という思考なのです。
会社と新郎新婦さんの間に挟まれているプランナーさんたちの悲鳴もよく聞きました。
悲しい現実ですが、人口時代が減っているのでブライダルはもともと衰退産業と言われている中でのコロナ打撃。
結婚式を挙げる組数は大幅に減少してます。残念ながら今後も続くと思ってます(想定してます)
でも、結婚式という文化は無くしてはいけないことだとも思ってます。
いろんな結婚式のカタチが選べるようになり、新郎新婦さんたちのニーズにも変化があってます。
本人たちの意思とは別のところでも「世間の目」という力もありますよね。
なので、変わるべき部分と、変わってはいけない部分。
これまで以上に結婚式の価値提供が重要になってくると考えています。
その中の1つ。それは顧客目線でサービスを提供することだと思います。
当たり前のことなんですが、結婚式の文化は何十年も変わっていない部分が多々あり、
よくも悪くも「話題」として取り上げられていましたが、
やはり地域や企業間でかなり差があるのも事実です。
これは自分たちの周りだけではなく、全国のブライダル関係者との話の中で共通して同じような風習というものがあるのです。
とはいっても、結婚式という仕事が好きな人にしか「結婚式の価値」は伝えられないんじゃないかと思うのです。
いろんな考え方はあるので仕方ないのですが、結婚式への想いや、結婚式の価値を感じているからこそ、今でも続けている人が多いのではないでしょうか。
なので、良い方向にブライダル業界全体が変わっていって欲しい。という想いがこの数ヶ月ありました。
人口が減っているので10年前とは組数は減るかもしれません。
コロナがあるので結婚式は小規模で今までみたいにできないかもしれません。
でも、今までみたいな結婚式をしたい。と思っている花嫁さんは確実にいると思います。
そして、新しい形で結婚式を行いたい。と考えている花嫁さんもいると思います。
いろんな価値観があるからこそ、
結婚式はそもそも何のためにあるものなのか。
結婚式はどんな価値があるものなのか。
それを一番わかっているのはブライダル業界に関わっている人たちのはずです。
だからこそ、今まで通りの結婚式だけでなく、落ち込んでいる花嫁さんや、未来の花嫁さんに向けて、
良い意味で変化もしていって欲しいなと思うのです。
久しぶりに書いたので文脈がおかしな部分もあるかもしれませんが、
とにかく、コロナが落ち着くのを待っているのではなく、動いていこうじゃありませんか!ということです。
本当に待っているのは「未来の花嫁さんたち」だと思います。
最後にいい感じ風の言葉をそえて・・おしまいです。