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【結婚式の不満】ウェディングサロンで聞こえた新郎新婦の怒りの声

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約8分

こんにちは、アベニールの山﨑です。

今日はですね〜「ウェディングサロンで聞こえた新郎新婦の怒りの声」という話です。

実は、熊本の某ホテルさんに来月挙式の方のDVDを持って行ったんですが、

「聞いてないし!」

「どうにかしてもらわんと困る!」

みたいな明らかに怒りのトーンがウェディングサロンに響き渡ってるんですよね。

そこに僕は1人でポツンと待機してたわけです。

なんで、新郎新婦さんが式場に不満をぶちかましてたのか・・正直に思ったことを語ります。

式場でアルバム写真の打合せ

どんな会話をしていたのかというと・・・

「前撮りの写真は〇〇カットと決まっていて、使用する写真がこちらのアルバムになります」

「この場合、結婚式当日のスナップ写真と前撮りの写真を合わせたアルバムにできます」

「この場合、追加料金が10万円になります」

「このアルバムでカット数を〇〇にすると、追加料金が8万円になります」

よくある写真のアルバムの話ですね。

写真の打合せやアルバムを選ぶ打合せは、結婚式の約1ヶ月〜2ヶ月前に行われることが多いです。

式場によって異なるケースもありますが、一般的な時期(前撮りの時期)に打合せを行います。

おそらく、どのアルバムにするか?もしくは、アルバムを選んで前撮りの内容をどうするか?という内容ですね。

結婚式場への不満

プランナーさんが話されているのは、至極普通のご案内です。

どのアルバムを選ぶかによって、料金や写真の枚数が変わってきますがどれになさいますか?という話ですね。

ところが、先ほどの説明を受けてた新郎新婦さんはこんな言葉を口にしたのです。

新郎新婦の発言

「いや、最初の見積もりでこのくらいの金額て聞いてたから」

「最初の見積もりの内容でできると思ってた」

「この金額だったからこの式場に決めたんだ」

「そしたら値段が上がりますって言われてもね」

「そんなおかしいでしょ!?」

「最初の金額でこれをやってくれんと困るよね」

「こっちは最初の見積もり金額を見て決めてるんだから、後からこんな上がりますって・・」

「そっちの都合でしょ?」

「おたくが企業努力してくれんと話にならんよ」

 

・・・・・。

・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・。

・・・超怒ってますよ。

僕は1人でポツンと担当のプランナーさんを待っていたのですが、

奥の方でこんなやりとりをされてるんですね〜。

皆さんはどう思いますか?

僕はですね、正直に、控えめに申し上げて・・・

 

 

うわぁ〜ヤベェ!!!

と思いました。

クレーマーだな〜と思いました。ごめんね新郎新婦さん。

でもね、お二人が言ってた「最初の見積もりでは〜」という部分。

確実に式場では1つ1つの見積もり項目を説明するように徹底してます。

説明を受けて「わかりました」と発言してるから契約に至ってます。

では、なぜこんな不満や思い違いが起こってしまうのか?これを今回はお伝えしたかったんです。

聞くことが大事!契約前の説明事項

結婚式の見積もりは、どのタイミングでもらうかによって、実は金額が毎回違うってご存知でしょうか?

先ほどの新郎新婦さんの場合で考えてみますね。

「最初の見積もりではこの料金だった」

おそらく、写真の項目に入っている金額やアルバムの内容のことを指してます。

結婚式場にはアルバムのタイプによって、撮影内容(何枚撮影するかなど)やアルバムのページ数など、

ラインナップが豊富に扱っているところも多いです。

そのことから、どのアルバムにするかによってページ数、カット数、料金も当然変わってくるわけです。

ただ、最初の見積もりには「ベーシック」な料金プランを入れることが多い場合もあります。

その見積もりの内容は「どんなアルバムで、どんな撮影内容なのか」を他のプランと見比べるといいです。

選ぶアルバムによって追加料金が必要

このベーシックなプランとは・・

・当日アルバム30P

・写真データ200枚

・前撮り2カット/衣装1点

 

という前撮りは写真撮影、もしくは六つ切り台紙だけで、

アルバムは結婚式当日の写真で作る。

というような内容のことを指します。

上記にあった会話から察するに、

前撮りの写真をアルバムに入れる場合は、ページ数が増加するため、

10万円の追加料金がかかります。

という内容なはずです。

このことに「いやいや、聞いてないし」という新郎新婦さんの意見。

必ず見積もりの説明は行われている

式場見学の際に見積もりをもらいます。

その時、一つ一つの項目を丁寧に説明していきます。

そして最後に「値引きや特典」サッと見せるわけですね。

なので、覚えてないんですよ。金額や値引きの方が気になって。

考えてみてください。

途中までの説明では、間違いなく定価で説明されて、

「総額が450万です。でも、今回はフェアに参加していただき、気に入って頂きたいと思い、私も掛け合ってきました!」

そこには・・・100万値引きの文字が!!

「〇〇様には、ぜひ当式場であげて頂きたいと思い、できる限りお値引きという形で・・・きらきら〜」

と、誠心誠意、真剣な眼差しでトークされたらどうですか?

さっきの写真の項目の説明なんて忘れてますよね?

頭の中は、

「うわ!まじ!100万値引きって・・・お得なんじゃ?」

ってなりますよね???

いや、気持ちはわかりますよ。

初めて結婚式の見積もりをもらって何百万という金額から100万値引きとか、

普段の生活の中で遭遇しないですよね。

なので、冒頭に書いた見積もりの細かい説明を覚えている人はあまりいないです。

そもそも、細かな項目内容は、

契約後に決めるという現実があります。

契約後に見積もりが変わる

最初にもらう式場見積もりは、100%上がります。

これは絶対に上がります。

どの式場もマックス金額で提示する意味もメリットもないです。(逆に成約できない)

見積もりが上がる理由についてはこちらの記事でも詳しく説明しています。

結婚式(式場見学)の見積もりが最終的に100万上がる仕組みとは?

要するに、最初の見積もりはスタート地点で、

打合せをしながら、自分の好みに合わせて内容と金額を選んでいくのが結婚式の仕組みなんです。

重要なのは、最初の見積もりをもらって、

どんな内容が選べるのか?

この商品は実際どんなものなのか?

自分で目にして体感して初めて価値がわかります。

ドレスもそうですね。

試着してみないと、自分が気にいるドレスが「実際にいくらになるか?」は

ドレスショップ(ドレスサロン)で試着しないとわかりません。

写真も映像も同じことなんですね。

この新郎新婦さんの解決策

要するに、自分たちが望んでいる内容を依頼すると、

最初の見積もりから10万以上値段が上がる。総額が30万近くなる。

もともとの料金で納得してたから決めてたのに話が違う。

と思ってますよね。

つまり「この新郎新婦さんが望んでる料金と内容」が解決できればいいってことです。

簡単ですね。

カメラマンを持ち込みにして金額下げればいいだけ。

そもそも、ここの式場は紹介案件の場合、ほとんどの商品が持ち込みできます。

かなり融通も聞かせてくれる良心的な式場です。

でも、なぜこのような不満に繋がったのか?

それは、新郎新婦さんが自分たちが望んでいる結婚式(金額も合わせて)を叶えるための方法を知らなかったから。

理想の結婚式を叶える方法

最初の見積もりの段階で、式場側は必ず説明をしてます。

「この見積もりがスタートで、ここからお二人が選ばれる内容によって変化していきます。」

どの式場に案内しても同じことは言われます。

逆に、伝えておかないと「後から聞いてない」という事態に・・・。

大事なのは「自分たちの理想の結婚式を叶えるための方法」です。

直接式場に行くメリット、ネットで紹介サービスを利用するメリット、プロデュース会社やドレスショップから紹介してもらうメリット。

それぞれ違います。

新郎新婦さんによって、理想の結婚式は全く違うと思います。

こだわりたい部分や、予算の掛け方、手出しできる費用、写真や映像の価値観。

みんな違います。

だからこそ、お二人の結婚式に合った入り口を見つけることがとても大事です。

入り口が違うだけで「見積もり料金」「契約条件」は異なるってご存知ですか?

同じ式場でも、直接行くのと紹介で行くだけで別の見積もりが出てきます。

【熊本】結婚式場を探す入口を変えるだけで費用が大きく変わるって知ってますか?

どこが一番お得なのか?

どこが一番いいですか?

なんて聞かれることありますが、人それぞれ違うんですよね。

直接行った方が言い方もいれば、プロデュース会社を通した方がメリットが大きい人もいます。

まずは、自分に合った結婚式の入り口を見つける。

これが理想の結婚式をあげる近道だと僕は思います。

 

About The Author

AvenirDesignアベニール代表 / ビデオグラファー / フォトグラファーKazuto Yamasaki
写真や動画撮影を行うカメラマンでもあり、結婚式のプランニングや式場との商談も行っているアベニールデザイン代表 山﨑一人。
ハワイの現地プロデュース会社との提携により、持ち込み無料のハワイウェディングプランなどで全国から問い合わせがくるWebサイトを立ち上げる。

「結婚式では後悔してほしくない!」という想いから、結婚式場の仕組みや新郎新婦に本当に役に立つ情報をこの「BrideMedia」で掲載。
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