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【結婚式の費用と相場】金額が大きく変化する見積りの仕組みを理解しよう

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【結婚式の費用と相場】金額が大きく変化する見積りの仕組みを理解しよう

結婚式を挙げるお二人が目にする結婚式の見積り、初めてもらうのがこの式場見積りを見て100%理解できる新郎新婦さんはまずいないでしょう。
インターネットの書き込みやクチコミ、インスタグラムで花嫁さんが投稿している見積りが上がった話。選ぶものによって金額が変動するのは当然ですが、何が高くて良いのか?価格は適正なものなのか?どの項目が上がるのかわからないまま、結婚式の準備を進めているカップルもいらっしゃることでしょう。

今回は、結婚式の見積りの見方や式場ごとに微妙に違う見積り内容が、打ち合わせを進める中でどのように変化するのかを想定しながらお話ししていきます。

一般的な結婚式費用の相場

2016年ブライダル総研ゼクシィ調査では357万が平均的な結婚式の費用とでています。この平均的な数値は新郎新婦の為ではなく、結婚式場を始めとするブライダル業界が指標としている数値です。

この平均的な数値から、全体的なトレンドの流れ、選ばれているものの変化、今後の営業へ戦略をたてていく上での参考にすぎないと私は思います。

そうなんです。新郎新婦さんにとって、平均的な数値は何も役に立たないのです。

なぜ相場を聞いても2人の役に立たないかと言うと、
結婚式の費用は新郎新婦によってゲストや料理、衣装など自分たちにかけるお金、式場の費用など、結婚式を挙げるカップルが100組みいたら、100パターンの結婚式になるからです。全く内容が違うのに金額だけ比べる意味がありません。

ご祝儀の相場は熊本の場合28,000円と言われていますが、この数字も平均的な数値です。

金額が大きく変化する項目とは?

結婚式の見積りを見てみると、新郎新婦の衣装やヘアメイクなど、2人に必要な項目と、料理や引出物など、ゲストにかかる項目と分かれています。

ゲスト人数によって大きく変動する項目

・料理 ◎
・ドリンク
・引出物 ◎
・引菓子 ◎
・招待状 ※
・席次表 ※
・テーブル装花

◎がついた料理、引出物、引菓子

見積り金額がいくらになっているかをチェックします。今までの見積りを見てきた感覚的には、約6割の式場が一番安い料理単価を提示しています。この料理の単価も、式場によって様々です。一番頼まれている料理の値段はいくらかを聞くのもポイントです。

例えば、料理の金額設定が以下の様な場合

・10,000
・12,000
・13,500
・15,000
・18,000

まず12,000~13,500が一番頼まれていると考えてよいです。逆を言えば、これだけメニューに差を付けている場合、1番安いメニューと高いメニューはごく稀にしか出ていない式場が多いです。

最初の見積りで料理単価が10,000だとした場合、13,500円に上げたとします。

ゲスト大人100名だと仮定すると…

単価アップ3,500×大人料理数100=350,000

35万円増えます。これに消費税が加わり378,000円増えることになり、式場によっては飲食料金の5%~10%のサービス料金が更に加算されるということになります。お料理や飲み物は、人数が多くなればなるほど金額の変動が大きくなる項目の一つなります。

引出物、引菓子について

最初の見積りでは予測される人数分の数と単価が記入されているとも思います。

例えば、ゲスト100名の場合

引出物 70 個   単価  3,000円
引菓子 70 個   単価  1,000円

と、この場合はゲスト人数の7割で計算されてる。ということになります。
8割計算されていると、それぞれ80個の見積りが入っているでしょう。

まず、7割計算された金額で済むことはかなり稀です。

ご夫婦で出席して頂ける場合、引出物と引菓子は一つにまとめるのが一般的です。この場合、引出物は3,000円ではなく5,000円~を選びます。ご夫婦でご祝儀を包まれる場合は50,000円~が相場です。引出物、引菓子の金額設定は、ご祝儀の1割返し以上の物をお渡しします。最低限必要な礼儀ですので覚えておきましょう。

このようにゲスト人数×7割~8割で計算されている場合、確実に金額が上がります。人数が多い場合、何十万と差が出てくることもあります。その他にも変動する項目はありますが、十万単位で変動する可能性が高い項目が上記となります。

招待状、席次表などのペーパーアイテム

ペーパーアイテムと呼ぶ招待状や席次表はゲスト人数によって料金が変動します。他にもメニュー表、席札などもペーパーアイテムの部類に入ります。ちなみに、お料理のメニュー表は席次表の中にまとめて記載することもあります。

ちなみに、手作りや専門業者へ依頼すると費用がどのくらい差がでるのか。という話です。デザインや手作りにこだわりたいなら飛ばしてください。

【参考式場価格】
・招待状  350円~450円
・席次表  450円~1,000円

見積りには最低価格表記されている場合が多いです。デザインや紙質で料金が変動します。このペーパーアイテムは手作りされる新郎新婦も多く、昔から節約できる項目の一つとして色々なサイトや一般販売されています。専門業者も多く存在し、価格は式場で依頼するよりも安価で種類も豊富だったりします。

【専門業者の参考価格】

・招待状  250円~400円
・席次表  300円~500円

ゲスト人数が多ければ多いほど、節約できる金額が大きくなるのがペーパーアイテムの特徴です。100名超える場合、手作りしたり専門業者へ依頼することで数万円の節約になります。

手作りすると大きなコストダウンに繋がりますが、パソコンと向き合う作業時間は、普段の生活と仕事をしながら式の準備を行う中で、結構な負担になることもしばしば。新婦さんだけ作業に取り組んで、新郎さんは後回し・・。すると結婚式の準備でケンカになったりすることも。。思いやりの心を育てる事も、結婚式の大切な準備の一つだと思います。

最近の式場の中には「特典」としてこのペーパーアイテムを割引していたり、無料にしている式場もあります。
ゲスト人数が少ない場合、式場で特典が付いている場合は、式場へ依頼するのもお勧めです。

というのも、人数が少ない場合は節約できる金額も少なくなるからです。手作りされた方のお話も多くあると思いますが、とにかく時間がかかります。普段の生活と仕事をしながら、結婚式の準備もあります。そこに招待状を手作りする時間を作らないといけません。

頑張って頑張って何十時間も費やして手作りしても、式場へ依頼しても3000円〜4000円くらいしか変わらないなら、どうしますか?私はめんどくさがりやなので、「その程度の金額なら頼もう」と思います。もっと他にできることに時間を費やすことを考えます。

結論、ペーパーアイテムは人数が多ければ「手作りor専門業者」という選択肢。目安は90名以上ですね。

新郎新婦の内容・変動する項目

ここからはゲストの為の項目ではなく、新郎新婦にかかる費用・項目になります。

・衣装 ▲
・美容
・写真 ▲
・映像 ▲
・演出

▲の項目がお二人が選ばれるものによって、金額が大きく変動する項目です。最初の見積りでは最小限の内容が記載されている場合が多くみられます。

衣裳

ブライダル業界の表記の仕方なのですが、よく「当日は洋装2点」などという言葉を使います。お嫁さんが着る衣装の点数のことです。
ただし、新郎さんの内容も含まれている呼び名なので少し説明します。

・洋装2点
ウェディングドレス・カクテルドレス・タキシードの内容です。

・和装1点洋装2点
色打掛(白無垢)・紋付袴・ウェディングドレス・カクテルドレス・タキシードの内容です。

・衣裳パッケージ WD・CD・TX
ウェディングドレスとカクテルドレス・タキシードが含まれた内容が多く、式場相場では28万円~35万円

上記の内容がスタートラインで、新作や人気のかわいいドレスを選んでいくと、追加料金10万円~など何十万単位で価格が上がっていくこともあります。

和装は15万円前後からスタートする場合が多いです。前撮りだけレンタルする場合、当日衣裳レンタル料金の50%~70%オフという設定がよくあります。

とある式場では、洋装2点和装2点(ウェディング・カクテル・タキシード・白無垢・色打掛・紋付袴)の平均価格は80万円という式場もあります。ところが、その式場でもらう最初の見積りには28万円と記載されているのです。

式場によっては、最初のパッケージ内容で選べるドレスの種類が少ないこともあります。見積りを貰う際に、衣裳代の平均価格を聞くことも重要なポイントです。

写真

様々な種類がある写真の項目なのですが、1番最初の見積りに平均価格が記載されていることが少ない項目の一つです。
それは新郎新婦によって選ばれる内容が違うことが理由です。

一般的な写真の項目として、

・婚礼写真(六つ切写真)
・前撮り1ポーズ
・スナップ写真アルバム

などがあります。1番多く依頼されてる内容は当日スナップ写真と前撮り写真を含めたアルバムです。
このアルバムにも、いくつかの料金設定があります。それは、ページ数とアルバムのタイプです。

前撮りをどのくらい撮影するかにも影響しますが、1番安いアルバムと1番高いアルバムではない中間の内容がよく選ばれていると考えて良いと思います。

詳しくはこちらの記事でも紹介しています。
参考記事:前撮りするなら式場?別撮り?それぞれのメリットとデメリットを教えます

映像

まず結婚式で上映する映像の種類を大きく分けると以下の項目になります。

・オープニング
・プロフィール(生い立ちビデオ)
・エンドロール
・当日ビデオ撮影
・サンクスムービー
・その他演出用映像

さらに上記の項目から細かく分かれていきます。なので、最初の見積りに映像の項目は記載されていない。という式場も多くあります。入っていても、プロフィールムービー程度の見積りをよく見ますね。

この映像演出は、新郎新婦がしたいか、したくないか、という気持ち次第な部分もありますので、どこまでお金をかけるのかがキーポイントになってきます。
また、自分達でプロフィールムービーを作ったり、友達に作ってもらったりなど、十人十色なところがありますので、見積りには記載していないことがよくあります。

一般的な式場の価格
・プロフィールムービー 4万円~5万円
・当日ライブエンドロール 12万円~15万円
・ビデオ撮影 10万円~15万円

ちょっとお高めな式場価格
・ライブエンドロール 18万円~24万円
・ビデオ撮影 20万円~25万円

映像演出はオプション扱いの場合が多い為、結婚式の2ヶ月前でもまだ打ち合わせが行われない式場もあります。1ヶ月前になって初めてこの料金設定に気付いて、慌てて自作を考えたり、外部業者を探したりなどされる新郎新婦もいらっしゃいます。

ただ、「自作」はできるものが限られてます。

プロフィールかオープニング、写真で作るエンドロール程度です。

ビデオ撮影や当日ライブエンドロールは、事前に式場と交渉しないと持ち込みができない場合がありますので、映像にこだわりたい人や、欲しいけど節約できないか考えてる人は、早めに動くことをお勧めします。

この映像演出は、結婚式で後悔したことランキングTOP3に入ってます。(ゼクシィ調べ)

・ビデオ撮影を友人、家族に頼んだが全然撮れてなく、話し声ばかり聞こえてくる内容で観れたものでない

・金額が高かったから削ったけど、やはり頼んでおけばよかった

というような声があります。詳しくはこちらの記事も参考にされてください。

まとめ

基本的な見積り用語と項目を説明しました。これだけの内容でも、軽く100万円近く上がるのは意外と多いのでは?と思いますよね?
要は「最初の見積り」が、どのような内容かによってその後の変動する費用に大きく関わってくるのです。現実的で具体的な見積りであれば、さほど変わる事はないかもしれませんが、一番最低ランクの非現実的な見積りからだと、軽く100万円くらい上がる事はめずらしくありません。

次回は式場見学の際にもらう「最初の見積り内容」から、どのようにして金額が上がっていくのか、なぜ費用が上がるのか、節約できるポイントをお伝えしていきます。

これから結婚式をお考えの方はぜひチェックしてみてください。

参考記事:結婚式の見積りはなぜ変わる?熊本の式場見積り傾向2017

About The Author

AvenirDesignアベニール代表 / ビデオグラファー / フォトグラファーKazuto Yamasaki
写真や動画撮影を行うカメラマンでもあり、結婚式のプランニングや式場との商談も行っているアベニールデザイン代表 山﨑一人。
ハワイの現地プロデュース会社との提携により、持ち込み無料のハワイウェディングプランなどで全国から問い合わせがくるWebサイトを立ち上げる。

「結婚式では後悔してほしくない!」という想いから、結婚式場の仕組みや新郎新婦に本当に役に立つ情報をこの「BrideMedia」で掲載。
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