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“#結婚式お悩み”と花嫁さんが抱えている問題とその解決策

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“#結婚式お悩み”と花嫁さんが抱えている問題とその解決策

こんにちは、アベニールデザインの山﨑です。

今回は、#結婚式悩みというハッシュタグを利用されている方がいますので、結婚式の準備で花嫁さんがどんな悩みをかかえているのか、またその解決策はどうすべきなのか。という問題についてのお話です。

ネットで調べても簡単に解決できない、ゼクシィにも載っていないような生々しい失敗談や後悔話の解決策や知識をお伝えする内容です。

カラードレスは何色がいいかなぁ〜?とか、アルバムってマット調?光沢?どっちがいいかな〜というような、花嫁気分を堪能できる軽めの悩みは今回取り上げていません。

■よくある結婚式の悩み■

気に入ったドレスがなかったので他からドレスを持ち込みすることを伝えると式場からはNGと言われた。気に入ったドレスを着たい願望は諦めたくないけど、申込み金も払ってるからどうしよう。

最初の見積りは他の式場より安かったから決めたのに、いつのまにか100万以上上がってしまった。持ち込みも全て断られ、削減できる項目が見つからない。

エンドロールなど映像の打合せでサンプルを見せてもらったが、思ってたより好みに合わない上に値段も高額でびっくりした。映像にこだわりたかっただけに、こちらの要望に対応してくれなかったのが不満でした。

インスタでよく見る様な、ロケーション撮影を前撮りが式場でできると思ってました。ところが前撮り打合せになると、ロケはできない・時間が決まっているなど、制限があるのを初めて知りました。夕日の写真を撮りたかったのに時間的に無理と言われて、仕方なく前撮りだけ別の会社で行いました。

このように、探せばいくらでもでくるのが現実です。

まず結論から申し上げると、色んな悩みがある中で共通している部分、それは「結婚式場の仕組み」を知らないこと。

どういうことかというと、例えば1年前に契約していても、結婚式の準備は3カ月前からしか打合せは始まりません。そして、打合せをして初めて知らなかったこと・納得できないことなとが発生している。という現状があります。

結婚式は華やかなイメージで、ウェディングドレスにも特別な思いをお持ちの方も多いです。式場の豪華な雰囲気や気持ちの高ぶりで、すっ…と契約してしまう方は少なくはないでしょう。

でも、今の仕組みのままでは、結婚式に対する悩みや不満などが減ることはなく、今後はもっと増えて行くと思います。

例えば、車を買う時を考えてみてください。

欲しい車があれば、インターネットで性能や外観などで調べられますね。新車の場合は「どこで買ったら安くなるか」など見積りの比較など行います。

車種が決まっていなく、候補の車が何車かあれば、試乗して燃費や運転の操作性、そして保険や維持費なども具体的な計算が可能なので、じっくり検討して契約するわけです。

でも新車って、同じ物だけ揃えて注文すると、どこで買っても同じ物になりますよね?
同じ物だから少しでもお得にしたい。そう思ってるから見積りの値段やサービスで決めますよね?

要するに、購入する物が同じ状態という条件だから見積り金額の検討になるわけです。

でも結婚式はどうでしょう?

結婚式って、車の様な目に見える物ではないんです。300万出したらこんな結婚式が買えます。。とはいかないですよね。

そもそも、車の様に何度か購入する機会もなく、一生に一度くらいな経験なので、新郎新婦さんにとっては初めての内容になるわけです。

さらに、結婚式は新郎新婦さんによって要望や好みが違います。そもそも結婚式に対するモチベーション、様々な理由や事情もありますので、個人差がとても多いです。

このように目に見えない要素が多い、選ぶ内容も個人差が大きい、そもそも他人の結婚式と比較することができないと私は思います。

なぜ他人の結婚式と比較することができないのか?という具体的な理由を話すと、

・料理の好み
・どんな衣装を着たいか
・どんな写真を残したいか
・どんな映像を見せたいか
・結婚式へのお金のかけ方

これはみなさん違います。色んな項目で構成される結婚式ですが、式場ごとに様々なサービスが用意されています。しかもゲストとして呼ぶ人数や披露宴の内容も違います。

よく、ゼクシィや〇〇ウェディングなどの情報誌やメディアで結婚式の相場や見積り比較など出ていますが、金額面であなたの結婚式の役に立つとは限りません。

平均相場があっても、内容や式場も衣装も違うので、比べることはできませんよね?

要するに、結婚式に対する理想のイメージが実現できるか目に見えない状態で、結婚式場と契約しなければ先に進まない。という仕組みが結婚式の特徴でもあるからです。

さらに、結婚式の具体的な打合せが始まるのは式当日から約3カ月前からになります。準備期間に入って打合せやドレス選びなど始めた時に、初めて直面する疑問・不満に遭遇されてます。

最近では、冒頭であったような#結婚式悩み というフレーズ・ハッシュタグをSNSで使用して、他の花嫁さんから実体験を聞いたり、花嫁会などで情報交換したりされてます。

演出や手作りアイテムなどのアイデアやDIYの仕方など参考になることはとても多いと思います。
また、同じ花嫁さんという立場同士仲良くなったり、グチを聞いてもらったり、心の拠り所になることもあるでしょう。

今の時代ならではの活用方法だと思います。

でも、本当に悩んでる方にとって、他人の結婚式でやったことが解決策になるか。という点に関しては、正直難しいですよね。

それは、他人の結婚式と比べることができないからです。いくら結婚式を挙げた花嫁さんからアドバイスをもらっても、その人が挙げた結婚式での出来事しか経験がないはずです。

じゃあどうしたらいいのか。

まず第一に“結婚式の仕組みに対する知識”“やりたいことを実現する方法”を知ることです。

一般的な結婚式の常識とかマナーなどの話ではなく、本当に知るべきことは『自分が叶えたい結婚式はどうすれば実現できるのか』という部分です。

結婚が決まったらゼクシィ。結婚が決まったら式場見学。

これは、今まで普通とされてきた流れがありますが、今までこの流れで『結婚式で後悔した』『どうしたらいいか分からない』と悩んだり、諦めたりされているのが現実です。

私たちはこのブライダル業界に携わって5年程度ですが、創業当時から今と同じ悩みや失敗談を聞いています。5年前の花嫁さんと今から結婚式をする花嫁さんたちが同じような悩みや失敗をされているという現実が、今現在も続いているということが問題だと私は思います。

5年前はインスタグラムもここまで流行っていませんでした。marryやウェディングニュースやハナコレなどの情報サイトもありませんでした。情報収集が5年前よりもしやすくなっている世の中になっているにも関わらず、5年前と同じような失敗談を本当に聞きます。要するに、結婚式で悩んでいることに対しての具体的な解決方法が新郎新婦たちに伝わっていないよいうことだと思います。

だからこそ、自分達が挙げたい結婚式をする為にはどうしたらいいのか?という「最新の情報と叶える為の知識」が必要だと思うわけです。

式場を決める前に専門店へ行く選択肢

■例えば、ドレスにこだわりを持った方。

普通に結婚式場へ行って契約した後に式場でドレスを選ばれる方もたくさんいらっしゃいます。
一方、式場へ行く前に「自分好みのドレス」を取り扱っているショップへ行かれ、自分の着たいドレスを選んだ後に結婚式場を選ぶ。という方もいます。

この先にドレスショップへ行くことがかなり重要で、ドレスショップから式場を紹介してもらうだけで、普段持ち込みNGな式場がOKになるケースも多いです。

式場と先に契約した後に同じドレスショップへ行っても、持ち込みがNGなケースが多いと思います。先にドレスショップへ行くだけで好きなドレスを着て結婚式を迎えることが実現できます。

■例えば、写真にこだわりを持った方。

例えば、結婚式場と契約した後に自分の好みの写真を撮ってくれるフォトスタジオを見つけたとします。
料金的にも結婚式当日の撮影も依頼したらお得になるようでした。ところが、式場との契約内容はカメラマンの持ち込みは禁止されていました。

この場合、式場を決める前にこのフォトスタジオへ行って式場と話をしていれば、当日撮影も可能になる式場も多くあります。

式場と契約前に行動していれば望みが叶っていた。というケースがほとんどなんです。

私の周りのブライダル業者さんも同じことを言われます。式場を決める前に来てくれればできたのに…と。
正直、式場と契約後に『知らなかった』『どうにかしてよ』と結婚式場へ相談や交渉しても、まず希望されてる方向へ進むことは少ないです。

式場側からすれば
『いやいや、契約書に書いてあるでしょ』
『契約後にそんなこと言われても…』
というのが当然です。

賃貸契約した後に、不動産に『やっぱり家賃下げてよ!』と言ってるのと同じです。式場側も、この手の要望や交渉も想定済みですし、対応マニュアルもあるので慣れてます。だから、いくら新郎新婦さんやご両親が言っても、契約後は好転することは少ないです。

はっきり申し上げると、契約書はそういうものです。お申込み後に規約書にもサインが必要です。その時にほとんどの規約を説明されているはずです。

例えば、
「衣装の持ち込みをした場合、特典がなくなります」
「◯◯日前のキャンセルはキャンセル料が100%必要」
「お客様のご都合で参加ゲストが減った場合、最低保証人数分の料理代がかかります」
上記の規約に同意します。ということで署名されているはずです。

某式場の話です。

契約後に高額になりすぎて、両親含め新郎新婦が交渉に行きました。値段を下げるか持ち込みさせてくれと。

すると『裁判しますか?』と言われた方もいらっしゃるんです。

要するに、契約成立した後はもう遅いってことです。

もしかしたら、持ち込み禁止は違法だと判決がでたでしょ!みたいな法的な話や、説明がないから無効だ!とか、ややこしいことすれば、対応も少しは変わるかもしれません。

でもそんな話をして、そこの結婚式場で気持ちよく結婚式挙げれますか?正直、嫌ですよね。

最初に紹介した結婚式の悩みをもう一度見てみましょう。

気に入ったドレスがなかったので他からドレスを持ち込みすることを伝えると式場からはNGと言われた。気に入ったドレスを着たい願望は諦めたくないけど、申込み金も払ってるからどうしよう。

最初の見積りは他の式場より安かったから決めたのに、いつのまにか100万以上あがってしまった。持ち込みも全て断られ、削減できる項目が見つからない。

エンドロールなど映像の打合せでサンプルを見せてもらったが、思ってたより好みに合わない上に値段も高額でびっくりした。映像にこだわりたかっただけに、こちらの要望に対応してくれなかったのが不満でした。

インスタでよく見る様な、ロケーション撮影を前撮りが式場でできると思ってました。ところが前撮り打合せになると、ロケはできない・時間が決まっているなど、制限があるのを初めて知りました。夕日の写真を撮りたかったのに時間的に無理と言われて、仕方なく前撮りだけ別の会社で行いました。

見て分かるように「規約違反になってしまう」「こういう内容だと知らなかった」ということに当てはまるのです。
何度も言うように、契約する前に方法を知っておけば、このような悩みを抱えることはなくなります。

SNSやWebでのが情報が入りやすくなったことで、色んな花嫁さんの投稿や写真を見る事ができます。
たとえ「これいいな!」と思って同じ式場で契約したとしても、必ず同じことができるとも限りません。

契約内容が違う可能性があるからです。注意して頂きたいのが、SNSでは良い部分だけ目にすることで多いので「マネをしたい」「これをしたい」という見た目の情報が「どこでも似た様なことができる」と勘違いされるケースもあります。

特に写真が中心なインスタグラムでは様々な結婚式の写真が投稿されます。
「あれもしたい」「これもしたい」と細かな内容を再現する為には、通常よりもお金がかかってしまうことだってあります。

でも花嫁さんにとっては「結婚式の写真」というひとくくりにされてしまう場合もあるようです。
「写真の指示書」などmarryが推奨していたり、止めるべきなど、両方の記事があるので誰か突っ込んでほしいのですが、指示書については賛否両論ありますので別の記事で書こうと思います。

まぁ、これも花嫁さんの結婚式に対する要望や願望、叶えたいことの一つですよね。

結婚式は素晴らしい。でも、なぜこんな問題がなくならないのか。

まず伝えておきたいのが結婚式場にいる方達は、決して悪い人だらけではありません。
とても親身になって新郎新婦さんの希望を叶える為に、朝から夜遅くまで必死で頑張っているプランナーさんもたくさんいます。

私はカメラマンでもありますが、プロデュース会社でもあるので、挙式・披露宴のプランニングも場合によって行います。なのでプランナーさんの大変さはとても分かります。

頼られるのが好きな人、人の為に自分を犠牲にできる人、喜んでくれる笑顔が好きな人。

そんな他人の為に一生懸命になってくれる方々が多いです。新郎新婦の個性やお二人に寄り添って結婚式までお二人のサポートを行います。それがプランナーさんです。

ただ、プランナーでもできないことがあります。それは式場の規則を破ること。

要するに、契約内容や規約の中で新郎新婦さんの為に一生懸命にサポートされますが、どんなに新郎新婦さんの為だったとしても、式場の規約違反になることはどうしても応じる事ができません。

ここで少し裏話です。

確かに式場の規則の中で新郎新婦さん達の望みを叶えるのも内容によっては難しい場合もあります。
例えばカメラマンや衣装などの持ち込みです。費用を節約するというよりも、絶対にこのカメラマン、もしくはこのドレスじゃないと一生後悔する。という強い想いの花嫁さんがいました。式場との契約後ですので、プランナーとしての立場からは「お持ち込みはできません」と花嫁さんに伝えないといけません。でも、プランナーさんの心の中はどうでしょうか?きっと「本当は望みを叶えたい」と思っていると人もいる思います。

式場のスタッフさん、プランナーさんも会社員です。会社の規則を守る、伝えるのも仕事です。よく、結婚式場のプランナーさんともお話しますが、「本当は花嫁さんのやりたいようにしてあげたいんですけどね・・だって後悔するじゃないですか」と本音を語ってくれる事があります。

「でも規則なので・・。」と最後にみなさん言われます。式場によって持ち込みや金額やサービスなど全く違います。当然規則も違ってくるのです。比較的柔軟に対応して頂ける式場もあれば、規則は絶対!持ち込みダメ!絶対!みたいなどこかのキャッチフレーズのような式場さんもあります。

確かに規則は大事です。提供するウェディングのクオリティを維持する為でもありますが、会社や従業員を守る為でもあるからです。
ただ、それが「誰の為の結婚式なのか?」という行き過ぎた規則や縛りも多々見受けられます。

最近「フリーランスのブライダルプランナー」という方々も活躍されているのはご存知ですか?海外では多いのですが日本ではこれからもっと増えてくると思います。

そして、フリーランスのプランナーさんのほとんどが「結婚式場のプランナーを辞めて独立」されています。なぜ結婚式場を辞めて独立されているかは分かりますよね?そうです。自分が勤めている式場では「プランナーとして提供したい結婚式」ができない。と、思った方々が多いからです。

プランナーさんを味方に付けることがとても重要

先ほど述べたように、新郎新婦の要望に出来る限り応えていくのがプランナーさんです。だから、プランナーさんに値下げ交渉や持ち込み交渉や、無理な要望を貫くよりも、味方につけるのが一番だと思います。

実際に同じ式場で挙げた人に聞くのも一つの方法ですが、同じ式場でも契約内容が異なる場合もあります。これは実際の見積りを見てるので明白です。

今はLINEでこまめに連絡や相談を受けてくれるプランナーさんもいらっしゃいます。結婚式まで付き合っていくプランナーさんとは特別なつながりができる方も多いです。

そして、毎月何組もの新郎新婦さんの結婚式を手がけているからこそアドバイスできることもあるのです。

いくらネットで調べたとしても、書いているのは大抵結婚式が終わった花嫁さんや、まとめNIVERで、誰が書いたかわからない内容も多いです。ゼクシィやmarry、ウェディングニュースも色んな記事がありますが、演出の参考やDIYの仕方、前撮りポーズなど、結構どこにでもあるような内容も増えています。

でも、結婚式はお二人らしさが必要です。お二人にしかできないことや、これまでの経緯があるからこそ、たくさんの方を招待して結婚式を行うわけです。

そのお二人だからできること。を的確にアドバイスしてくれるのは、まぎれもなく担当プランナーになります。
そこの式場でこれまで何組もの新郎新婦のお手伝いをし、その式場で悩まれたりした時の解決策もたくさん知っていることでしょう。

大事なのは「頼ること」です。

あなたが頼りなんです!と大げさに言っても大丈夫です。決して「もっと安くしろ!」「他の人は持ち込みできたって聞いた!」「どうにかして!」なんて困らせるような交渉はしない方がいいと思います。

そんな言われ方をしたら、「上の者に確認してきます」と言われるでしょうが、実際上司の人にどんな言い方で相談するとか考えて見ましょう。

「◯◯さんたちがこんなことを言われてるのですが、、どうしましょう?」

それで支配人や上司がOKを出すかというと、断るのも仕事だぞ。っと教える人もいるでしょう。

それよりも、プランナーさんも味方に付ける事で、「この人たちの想いを叶えてあげたい」と思ってくれて上司や支配人に相談してくれるのでは「想い」が変わってくると思いませんか?

こっちの方が色々考えてくれると思いませんか?

だから下手な交渉やクレームに近いうるさい言い方は絶対にやめるべきだと思います。
これは私の過去の経験からも推奨します。(うるさく言う人がどんな扱い、言われ方をされたか知っているからです)

プランナーとの信頼関係を作っていくことで、悩みがでたら気軽に相談できることができます。

インターネットの情報や口コミも”嘘”があります

今は何でもスマホで情報を集めたりされる方が多いと思います。でも、ネットに載っている情報が100%お二人に当てはまるか?そもそも本当なのか?疑問に思ったことありませんか?

弊社のスタッフは20代前半で、何かあるとすぐスマホで調べます。そして微塵も疑わずに信じていることもありました。
私が「それは嘘でしょ笑」というと「でもネットに書いてありますよ・・」と言われます。

生まれた時からパソコンやインターネットが溢れている今の世代は「生活の一部」として携帯で検索し情報を集めるという習慣。そこには「普通の事」という感覚があるのかと思います。

今のご覧になって頂いているwebサイトは私が作っています。webマーケティングやwebサイトのこと、専門的なことを勉強すると今まで見えなかったもの、このサイトは何の為に誰の為に存在しているか?利益を生み出す為にどのようなシステムになっているのか?という今までわからなかったことに気付くようになりました。

一例として、何年も前からアフィリエイトというシステムがあります。簡単言うと、面白い記事や検索ワードで読まれそうな記事を書いてそこに企業広告を掲載することで収入を得られるシステムです。

よく見ませんか?ブログの記事の中に広告が表示されるページです。その中でも本当に役に立つ情報を発信しているサイトも多いです。

ただ、その一部のサイトには”とても内容が薄い記事”などで”結婚式場の費用を安くするには?”とかありました。ブライダルの仕事をしている人からすると、「いやいやいやいや、そんなことみんな知ってるでしょ」とか、「え?そんなこと勧めないでしょ笑」というようなペラッペラな内容も実際にあるわけです。

また、あきらかに自作自演のwebページや口コミなども溢れています。だれが書いたか分からない、そもそもブライダルの仕事をしていない人が作ってたりすることもあります。ゼクシィや他のwebサイトから言葉を拾ってまとめただけの記事、やらせ記事など嘘の情報もインターネットの世界には溢れています。

でも、ネットに書いてあることをすぐ信じて疑わない人たちにとっては「なんかここよさそう」と解釈されるケースもあることでしょう。最終的に納得して満足できればいいとは思いますが、失敗している人もいます。

目的に合わせた選択肢を考える|持ち込みアイテム

たまに私たちのお客さんの中で「こういう風にできるって書いてあったんですけど・・」みたいな事を聞かれる事があります。

例えばこんなことです。

テーブルの”花”って持ち込めますか?

Q:「テーブルの花も持ち込めるって聞いたんですけど・・できないんですか?」
私:「式場によってはOKな場合もありますが、何の為に持ち込みたいんですか?」と聞くと、
Q:「式場で頼むより安くできるから花も持ち込みした方がいいよって聞いたので・・」という答えが返ってきました。

この時は式場さんと契約後で「衣装・美容・写真・映像・招待状などペーパーアイテム」を持ち込み許可された上に値引きしてくれた内容でした。その代わりそれ以外の項目は式場で選んでくださいね。という式場の契約書です。

新郎新婦さんは値段が安くなると思われたのかもしれませんが、何でもかんでも持ち込みすると、値引きが無くなってしまうこともあります。しかも既に持ち込み可能な項目には金額に大きく影響する項目を持ち込む事ができるのです。

そもそも「お花」を持ち込みしたと仮定しても、式場で頼むのと他の業者で依頼した場合、どのくらい差があるかというと、、、せいぜい3万円、人数が多ければ5万円くらいじゃないですかね。経験上、式場で5000円で頼める内容が、持ち込み業者だと3500円〜4000円。ゲストテーブル10テーブルだと1万円〜1万5千円の節約が可能です。

金額を減らす・節約するのが目的だったら、「花」ではなく他の持ち込み項目(衣装・写真・映像)を許可してもらえてる今の状態の方が「何十万円と節約する」という選択肢に繋がりやすいです。

このお花屋さんじゃないと絶対に後悔する。という場合は、契約前にそんなお話をするべきですが、なかなかそんなケースはありません。というのも生花を依頼できるのは式場の指定業者以外NGな場合が多い様な気がします。

あとはこんなケースもあります。

「引出物や引菓子を頼むと◯◯が無料で頼める」

ネットにもよくありますね。招待状や席次表が無料になる特典付きの引出物販売をされている会社です。引出物・引菓子・招待状・席次表は同じ会社が扱っているケースもあります。

これは「見せ方」を少し変えているのでお得に感じます。
一見、招待状や席次表が無料になるのでいいなと思われるかもしれません。

実は、引出物・引菓子専門の会社へ依頼すると、30%オフや40%オフで購入することができる会社もあります。
お歳暮や暑中見舞いでギフト買うときも15%オフ!20%オフ!などありますよね?あれって、もっと原価安いからできることなんです。

節約する金額だけのことを考えると、引出物引菓子をもし持ち込みたいのであれば、値引率が一番大きな会社へ依頼+招待状は専門店もしくは手作りする方が総額は安くなることが多いです。

なぜかというと、先ほど引出物は30%オフで購入することもできると言いましたが、例えば3000円の引出物の30%は900円です。ゲスト1名の招待状と席次表を900円以内で作ろうと思えば十分可能ということです。

引出物を定価で購入し、ペーパーアイテムが無料になる。結果的にかかる費用は同じくらいになりますが、見せ方次第でお得にも感じることができます。

この引出物や席次表などは「変動費」になります。言わば、ゲスト人数によって大きく変わってくる項目です。
ゲスト人数が多ければ節約に繋がる金額も大きくなり、ゲスト人数が少なくなれば節約できる金額が少なくなります。

140名以上の披露宴の場合はメリットが大きくなるかもしれませんが、引出物引菓子を持ち込みしたい場合、節約できる金額を計算してみましょう。契約前だったら式場へ相談してみてください。案外値引きしてくれるかもしれませんよ。契約後の場合は当然規約に基づきます。

まとめ

冒頭に紹介したような「結婚式場と打合せして初めて出てくる問題や悩み」は結婚式場と契約する前に知っておくと解決できていたケースが多いということ。また、結婚式場と契約後の場合はプランナーさんへ真剣に相談し味方になってもらうことが重要です。

様々な悩みや問題を抱えている花嫁さんも多いですし、感じ方も個人差があります。式場契約前の段階なら、あの手この手はありますが、契約後だと時期によっては式場を変えた。という例もあります。

一つ前の項目で「目的に合わせた選択肢を考える|持ち込み項目」と紹介したのも、項目ごとにという考え方ではなく、結婚式は総額で見ていかなければいけません。

その総額調整をする意味でも、
・自分のやりたいこと
・叶えたいこと
・金額面
上記の選択ができるように幅を持たせた状態で契約することがとても重要です。

事前に防げる問題への対策は、まず自分がどんな結婚式にしたいのかを具体的に考える必要があります。
そうすることで、まず何をすべきなのか。という結婚式への意識もお二人の中で高まっていきます。すると自然とお二人に必要な情報が聞こえてくるようになると思います。

思考を変えれば行動も変わる。とよくビジネス用語でありますが、意識するだけで今まで見過ごしていた情報が不思議と目に止まるようになります。

何となく式場へ行って、その場の雰囲気と勢いで契約され、結局失敗された方々をたくさんみてきました。
一組でも結婚式で後悔や失敗するカップルが減る事を祈りながらこの記事は終わりにしたいと思います。

 

About The Author

AvenirDesignアベニール代表 / ビデオグラファー / フォトグラファーKazuto Yamasaki
写真や動画撮影を行うカメラマンでもあり、結婚式のプランニングや式場との商談も行っているアベニールデザイン代表 山﨑一人。
ハワイの現地プロデュース会社との提携により、持ち込み無料のハワイウェディングプランなどで全国から問い合わせがくるWebサイトを立ち上げる。

「結婚式では後悔してほしくない!」という想いから、結婚式場の仕組みや新郎新婦に本当に役に立つ情報をこの「BrideMedia」で掲載。
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