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結婚式の費用を節約する項目を間違えると嫌われる!

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結婚式の費用を節約する項目を間違えると嫌われる!

みなさん、こんにちは。アベニールの山﨑です。
今回は「結婚式で節約する項目を間違えると嫌われる!」というお話をしたいと思います。

なんでこんなテーマなの?と言う話なのですが、「あれ?ひょっとして気付いてないかな?」という“ちょっとイタい結婚式”のお話がありましたのでご紹介しようと思ったわけです。

このブログを見て頂いている方は、おそらく“今から結婚式を挙げる人”もしくは“結婚式を挙げようか迷ってる人”が多いかと思います。
ご存知の通り、結婚式は何かとお金もかかるわけですが、少しでも費用を節約しよう!と思われる方も、ものすごく多いはずです。

ただ、ただですね。節約するところを間違ってしまうと、ゲストはこんな目で新郎新婦を見てしまいますよ〜というお話です。

美味しくない料理を食べさせる

結婚式に参加するゲストは新郎新婦さんを祝いに行くわけですが、やっぱりお料理期待しますよね。しかも世間でいう高級なホテルや専門式場だったら、なおさら期待しちゃいませんか??

この前、Avenirのスタッフが福岡の超人気な式場でゲストとして出席してきました。何が楽しみかというと、もちろんお二人の姿を見たいという気持ちもありましたが、気になるのはお料理でした。焼きたてパンが食べ放題な式場さんだったので、パン好きにはたまらないですね。メインのお肉料理も美味しかったみたいで満足していました。

この“ゲストに対するおもてなし”の中でも大きなポイントとして「おいしい料理とお酒で楽しんでもらう」ことは、とても重要なポイントですね。

ところが、私たちのお客さんの中で

「あそこの式場に参加したことがあるけど、料理がイマイチだった」
「何回行っても美味しくない」

という様な感想を聞く事があります。

確かに、お料理の美味しい式場も多いのですが食べる人の好みもあると思います。
大抵の人は「美味しい料理を食べたい、食べてもらいたい」と思うでしょう。

でも、具体的な見積り金額を目の当たりにしてしまうと・・・どうしよう。と悩んでしまうことも多いです。
料理の単価を上げただけで、最初の見積りから50万,100万と軽く上がってしまう項目でもあります。

結婚式のご予算は新郎新婦さんよって様々だと思いますが、出来る限り自分が食べて「美味しい」と思える式場・お料理のランクを選ばれる事をお勧めします。

もし、、もしも、どの料理を選んでもイマイチだったとしても、SNSへ投稿するのはやめましょう。

「今日は式場で試食♡でも味がビミョーでなえる。式場変えたい・・」#結婚式準備 #プレ花嫁

いやいや、ご友人であるゲストも見てますよね?どんな気持ちで参加すればいいの?ってなります。

あれ?引出物ってこれ?引菓子は?

 

出典元:<結婚式の引出物でびっくりしたこと|ガールズチャンネル>

引出物と引菓子はご祝儀の1割返しというのが基本的な考え方です。
ご祝儀3万円頂く場合は、引出物を3000円・引菓子1000円の品をお返しします。

これもゲスト人数が多くなればなるほど節約できる金額も大きくなりますので、ネットで安いお店を探して安く揃えられる方もいますが、「あ、これ見た事ある」と、気付かれることもあります。

そもそも引菓子がない。という披露宴もありました。

ご親族や上司・取引先など、失礼なお返しをしてしまうと、お二人の今後の人生に大きく関わってきます。分かりやすく言うと「人間を見られる」ということですね。

要するに、ゲストに関わる項目として

・料理
・飲み物
・引出物
・引菓子
・プチギフト
・披露宴中の演出(ゲスト参加系)

こちらのお金を削減する方向に走ってしまうと、ゲストの満足感は減少します。もちろん、結婚式当日には言わないですし、本人には「おめでとう〜!」とは言うでしょうけど・・。

でも本心はどうでしょう。

更に、ゲストに関わる項目を削減したにも関わらず、自分達の衣装や演出にはめちゃくちゃこだわる人もいます。

当然、参加したゲストの不快感を増幅するだけなので、本当にやめたほうがいい。というか、結婚式の本質を理解していないような新郎新婦の結婚式が増えているという話も聞きます。

例えばこんな話です。

自分好きアピールをしすぎ

これはですね、カメラマンだから見えてくることでもあるんです。私たちウェディングカメラマンは結婚式当日に新郎新婦やご家族、ゲストの表情をものすごい観察力で見ています。

例えば、ケーキ入刀のイベントの時に楽しそうに笑っている新郎新婦とそれをスマホで撮影しているゲストのみなさん。

そんな空気感を残すのがカメラマンである私たちの仕事でもあるわけです。

ところが、もうお姫様モード全開な披露宴もあるわけです。
どういうことかというと、、、

自分が可愛いとわかっているからできる演出だらけ。

ウェルカムスペースに「これでもか!」というくらいの大量に飾られた自分達の写真。まだゲストとの思い出の写真が飾ってあるならわかりますが、自撮りやSNOWで加工した写真や前撮り写真などものすごい数でした。

ビデオ撮影しながら聞こえてくるんです。

「うわ〜・・・・・やっぱ、すごいね(失笑)」
「自分好きアピールやばくない(笑)」

やっぱ、、て、普段からそんな感じなのかな?

お色直しが3回も!ほとんどいない花嫁

お色直しの時間は約20分から25分くらいが平均的な時間です。一般的に披露宴は2時間30分という時間設定がされているのです。お色直しを3回するとなると、約1時間はいないことになりますね。

まず、入場やスピーチなどの時間配分を考えると、ゲストとお話する時間がかなり少なくなります。ゲストはお二人と話したり、写真を撮ったりすることも望んでます。

「この前行った結婚式では、新婦さんと写真を一緒に撮る時間がなくて・・・」

そんな話は良く聞きますね。どう思われるか。というと、

「新郎新婦を食事しながら鑑賞してるみたい」

全く結婚式に参加している空気感がないのも満足度が下がる要因になります。
披露宴の演出は色々ありますが、お二人メインのイベントもあっていいと思いますが、ゲストも一緒になって楽しめるイベントや演出を入れてみるのも満足度を高める方法の一つです。

引出物や料理があきらかにランクが低いのに、自分達の前撮りやこだわりを見せつけられる。

ウェルカムスペースにはたくさんの前撮り写真や二人の写真がおしゃれに飾られて、
ケーキ入刀のイベントなどは、お姫様アピール全開な花嫁様。お色直しは3回もされて、ゲストは黙々と食事をされています。

一見楽しそうな内容ですが、ゲストの表情は「無」な方も多い。ケーキ入刀のイベントも、ゲスト人数の割には写真を撮っている人も少ない。

最近良く聞くゲストの気持ちを無視した「自己満な結婚式」です。

これはですね、結婚式をちょっと勘違いされてます。

プランナーさんもですね、当日は楽しんでくださいね!と、もちろん声をかけるでしょう。
でも、その大前提に「ゲストへのおもてなしと感謝の気持ち」を持っているからこそ、集ってくれる方々と楽しい時間を過ごしてくださいね。って意味だと思うんです。

それを「自分達が楽しいこと」が中心になってしまうと、披露宴の本質とズレてしまう方々がいます。ご友人達と騒ぐのもいいですが、来てくれてお金まで頂く方に対して、自分達のことばかり優先してしまうとゲストに対して失礼になってしまします。

結婚式って人間見るよね。という話も聞いた事ありませんか?

招待状を出す前のリストアップをしますが、呼ぶ時には「この人を呼んだら、この人も呼ばないといけないよね」など考えますが、
「この人の結婚式、ひどい扱いされたから、呼ぶ?どうする?」とか、「ご祝儀だけ回収しようか・・」なんてことで悩まれる方、意外といらっしゃいました。

結婚披露宴は、お二人の結婚をお披露目する場所です。

わざわざ祝福に来て頂けるゲストの立場や気持ちを考えながら、結婚式の準備を行う事を強くお勧めします。

About The Author

AvenirDesignアベニール代表 / ビデオグラファー / フォトグラファーKazuto Yamasaki
写真や動画撮影を行うカメラマンでもあり、結婚式のプランニングや式場との商談も行っているアベニールデザイン代表 山﨑一人。
ハワイの現地プロデュース会社との提携により、持ち込み無料のハワイウェディングプランなどで全国から問い合わせがくるWebサイトを立ち上げる。

「結婚式では後悔してほしくない!」という想いから、結婚式場の仕組みや新郎新婦に本当に役に立つ情報をこの「BrideMedia」で掲載。
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