【熊本版】結婚式のご祝儀相場
こんにちは、アベニールの山﨑です。
今回は【熊本の結婚式ご祝儀相場から、手出し費用を予測する方法】というお話です。
結婚式の費用って、、、安くはないですよね?
最初の見積もりからどのくらい金額がかかるのだろう?と準備期間では不安になる新郎新婦さんもいらっしゃると思います。
そこで「実際のところ、熊本ではどのくらいご祝儀が集まるのか?」という具体的なデータと実際のところどうなの?という話をしていきます。
ゲスト1名あたりのご祝儀額
(出典元|ゼクシィ結婚トレンド調査 2017 調べ )
ブライダル総研のデータによると、熊本県の結婚披露宴における招待客別のご祝儀額が以下の通りになります。
年度別でみて見ると、年々ご祝儀額は若干ですが上昇している傾向にあります。(結婚式費用も・・・)
友人のご祝儀額
2万円〜3万円未満 7.8%
3万円〜4万円未満 92.2%
昔、新郎さんの友人が「連盟で2万5千円包んできた・・」という話を聞きましたが、22〜23歳くらいのご友人でした。
上司のご祝儀額
3万円〜4万円未満 72.9%
4万円〜5万円未満 10.4%
5万円〜10万円未満 14.6%
10万円以上 2.1%
社内のご祝儀は2万円で統一されている会社もあります。その場合、会社から結婚祝い手当などが支給される場合もあるようです。
親族のご祝儀額
3万円〜4万円未満 14.0%
4万円〜5万円未満 9.3%
5万円〜10万円未満 67.4%
10万円以上 9.3%
恩師のご祝儀額
3万円〜4万円未満 76.2%
4万円〜5万円未満 4.8%
5万円〜10万円未満 19.0%
76.2%の恩師の方は3万円というデータです。5万円〜の割合は職場の上司より多いみたいです。
ゲスト全体の中で1名〜2名というケースが多いと思いますので、失礼のない引き出物や引き菓子を準備したいとこですね。
具体的な計算方法
実際に熊本県で結婚披露宴を行なったカップルへの調査データ(ゼクシィ結婚トレンド調査 2017 調べ )なので、県民性は反映されていると思います。
では、お二人の結婚披露宴の場合はどうなるのか?という計算をする方法です。
「ゲスト別の人数×ゲスト別の平均額」で計算します。
例えば、招待客が100名だとしましょう。一般的に多いゲスト割合で具体的な例を考えてみます。
職場20人
上司・来賓5人
親戚23人
兄弟8人(兄妹夫婦と子ども含む)
両親4名
すると、先ほどのゲスト別に出ている平均ご祝儀額を割り当てて計算することができますね。
3.5万×(上司・来賓5)=17.5万
5.9万×(親族23)=135.7万
総額 327万+両親からの援助
※兄弟は含めていません。
ゲスト100名で327万ご祝儀が集まるとしたら、結構大きいですよね。
ただし、ご親族のご祝儀額は地域柄や間柄によって変動することが大きいと思いますので、もう一つだけ計算することをオススメします。
・同世代いとこ・・3万
・夫婦列席・・・5万〜7万
・祖父母・・・・7万〜
というように、少なめに1名あたり3.5万で計算してみます。
3.5万×(上司・来賓5)=17.5万
3.5万×(親族23)=80.5万
総額 272万+両親からの援助
※兄弟は含めていません。
272万〜327万の範囲がご祝儀額と予測することができます。これに、職場や友人の2万円ルール・両親や兄弟からのご祝儀や援助などを加味していくと、もっと具体的なご祝儀範囲が出せると思います。
ご祝儀範囲と式場見積もりを照らし合わせる
ご祝儀額は蓋を開けてみないと実際わかりません。なので、範囲を予測して把握することも大事です。
そして、式場見積もりと照らし合わせて見ると、その差額が実質的なお二人の結婚式で支払う金額になります。
費用370万ー(ご祝儀額272万〜327万)=△43万〜98万の手出し費用
これに両親からの援助、もしくは両家で負担する、お二人の結婚式準備金をあてる。など、考えていくことになります。
例えば、お二人が手出しできる予算が50万だったとすると、ご祝儀が272万だった場合は98−50=48万円が予算オーバーになりますね。
足が出てしまう可能性を考えていけば、ご両親からの援助、式場見積もりの内容を見直すことができると思います。
仮に、両親から15万ずつ援助がある場合、残りの18万円を調整する必要がありますね。
この18万円をどこで削減するか?という点で、見積もり内容を改めて見直します。手作りすると数万円は安くする内容や項目がでてきたり、自分たちにかかる項目(演出・写真アルバム・映像・ドレスなど)を再度調整しようと考えたり、式場さんと相談することもできます。
あとは18万円を結婚式当日まで頑張って貯めて予算を補う。という選択肢や目標を立てることができると思います。
少なめに予測していたご祝儀額も、蓋を開けてみたら予測よりも多め頂いた!となれば困らないですよね?
親族のご祝儀が大きく影響する
友人や職場の方よりも、親族の人数や構成、間柄やお家柄・地域性などが大きくご祝儀額に影響することがわかりました。
親族が40名以上いらっしゃる披露宴もありますし、ご家族と祖父母で親族は10名のみ。という披露宴もあります。
結婚式の規模や選ぶ内容によって費用は大きく変わりますが、見積もりと招待客のご祝儀相場の範囲を考えていくと、具体的な手出し費用が把握できると思います。
お二人の結婚式の場合
すでに結婚式の準備中というお二人は、現段階の式場見積もり+ゲスト別で計算したご祝儀範囲を考えていくと、その後の打合せや費用の見直しをすることが可能だと思います。もし、見直しをしなければならない場合は、できるだけ早めに動きましょう。当日が近けば近くほどキャンセル料金や変更不可などになってしまう可能性が高くなります。
一方、これから結婚式をご検討される方は「誰を呼べるか?」という招待客の人数・構成を具体的にリストアップしておけば、式場からの見積もりをもらった時に「お二人の予算」を決定する材料にもなります。結婚式は半年〜1年前に決める方が多いので、それまでに準備金などの計画も立てることができますね。
ただ何となく予測や、知人からの体験談よりも、統計データを参考にした計算を行う方が大きく外れることは少なくなる思います。
ぜひ、今回ご紹介した計算方法を活用しながら、結婚式の準備を進めてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧頂きありがとうございました☆