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熊本の結婚式場がカメラマンの持ち込みを断る3つの理由と本音のお話

2018年3月13日
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約 13 分

外部カメラマン持ち込み禁止の本音の話

こんにちは、アベニールの山﨑です。
今回は「熊本の結婚式場がカメラマンの持ち込みを断る3つの理由と本音のお話」というお話をしたいと思います。

外部業者の立場である当社が、なぜ式場目線のお話をするのかというと、結婚式場さんが本当に困っている現状があるということを世の中の新郎新婦さん、未来の花嫁さんに知ってもらいたいと思ったので今回のテーマでお話したいと思います。

結婚式場からの電話

実は先日、熊本の某結婚式場さんから電話がありました。

「アベニールさん、◯月◯日に当式場の撮影に入ってもらうことできますか?」

実はこれって、一般的にはかなりレアなケースなんです。というのも、結婚式場には専属で提携している映像会社や写真スタジオ(もしくは自社で運営)が当然います。私たちはその式場とは提携していないので「外部業者」になるのです。その外部業者にわざわざ電話をかけて頂き撮影の依頼相談がありました。

理由は「カメラマンの空きがなく、新郎新婦さんから依頼されても手配ができない」ということなんです。この理由や人手不足なことは今回の話と関係ないのでスルーしますが、次に出てくる会話がとても重要なんです。

式場「実は、未だに列席者として持ち込みで入ってくる業者もいたりするんですよ。。本当に困ってます。」

山﨑「え?未だにそんなことしてくる業者あるんですか?」

式場「はい、何度注意しても、出入り禁止にしたりしても後をたちません・・。」

山﨑「それって、新郎新婦さんにしわ寄せがきますよね・・。

式場そうなんです。それで本当に困ってるんです。だから、アベニールさんには安心してお客様にもご紹介できると思って電話したんです」

これ、どんな意味か分かりますか?

アベニールは安心して〜とか、そんなちんけな自慢話ではなく、

持ち込みNGな式場に友人として列席すると撮影することができると新郎新婦に言っているカメラマンが未だに存在しているという点が問題なんです。

結婚式場の中には外部カメラマンが撮影することを原則禁止されている式場もあります。
その式場で契約している新郎新婦さんに対して「友人として参加すれば撮影できますよ」という風に新郎新婦へ伝えて売り込みしている。ということなんです。

新郎新婦さん的な理由としては、

・式場に頼もうとしたけど、インターネットで安い業者を見つけたから依頼したい。
・他のアイテムを購入したお店に当日撮影の安いプランがあったから依頼したくなった。

ほぼ、この理由じゃないですか?

確かに、一部の式場さんと比べるとかなり金額も差が出てくることもあります。

この手の業者のうたい文句が「友人が撮れない結婚式はありません!」と言うでしょう。
そして何も知らない新郎新婦さんは「そっか!その手があったか!」と納得して依頼されているのが現状です。

では、なぜこれが問題なのかというのを次にお話します。

100%式場にバレてます

ばれなきゃ大丈夫!友人だから大丈夫!と言われたら、それは本当にあなたのことを考えていない業者だと確信していいと思います。

100%ばれます。というのも、プランナーさんやマネージャーさんが見た時に「こいつ業者だな」と目をつけられます。それは持っている機材、立ち振る舞い、他のゲストとの温度差、年の差、など、もう見た目でバレバレです。芸能人の不倫報道があって女優の◯◯さんが慌てて記者会見したくらいバレバレになります。

そして、本来カメラマンが撮影する内容は下記の通りです。

・お支度シーン
・挙式リハーサル
・挙式本番
・披露宴
・お見送り

友人がこの内容をすべて撮れるはずがありません。なぜなら、友人だと立ち入りが禁止されている場所がたくさんあるからです。撮影するカメラマンだからお支度部屋やリハーサルの様子、挙式でも新郎新婦やゲストの表情が撮影できるわけです。披露宴も始まったら料理なんて食べてる暇がないくらい、カメラマンというのはずっと動いて撮影しています。

本当にブライダルカメラマンが友人にいる人もいるかもしれませんのでお伝えしておきますが、本当に友人のカメラマンに撮影をお願いしたい場合は必ずプランナーさんへ相談してください。できれば、契約前に相談するのがベストです。

式場さんによっては友人だから特別に許可してくれたり、席を設けることで友人としてでなく、業者カメラマンとして扱ってくれる式場もあります。そうすることで、本当に友人のカメラマンも業者として撮影することができるので、新郎新婦さんに本来の内容で納品することができます。

逆を言えば、撮影できる内容が限られるので本来撮影できる写真が残せない。ということを説明しない業者がありますので本当に注意してください。

だって、同じ料金を支払っているのに内容が異なるのはおかしな話ですよね?

そしてとても重要なことがあります。それは、式場へ100%バレるということは新郎新婦の二人が式場との契約違反になるということです。

理由その1:新郎新婦がリスクを負う。

結婚式場と最初に契約をする段階で、契約書、規約書というものにサインしていると思います。

その中には◯◯の値引き、以下の条件は「カメラマンのお持ち込みはお断りします」など書かれているはずです。
例えば、衣装だけ持ち込み許可をもらっていて、その他は式場で依頼します。だから◯◯値引きを適用します。という契約内容だったとします。

そして式場に内緒で外部カメラマンを友人席に呼ぶ行為。これは契約を全く無視した違反になります。

この契約をしているからこそ式場も値引きや特典を出しているのに約束を守らない。となると、当然違約金や契約内容を変更される可能性は十分あるのです。

ある式場では、一度決めた契約内容を新郎新婦の都合で変えたい、持ち込みNGなものを強引に交渉した場合、何十万円という値引きがなくなったこともあります。

要するに、結婚式が終わって契約違反を自分勝手に行った場合、その差額分をあとから何十万円と請求される可能性もあるんです。
結婚式場としては「本当はそんなことしたくない」というのが本音です。

幸せな思い出の結婚式だったはずなのに、結婚式が終わって式場とそんな重たい話をしたいですか?気分的にも嫌な話をしたいですか?

一方のカメラマンや業者はどうなるかというと、悪くても「出入り禁止」だけです。カメラマンや業者は新郎新婦からは料金をもらい、そのカメラマンがその式場に今後行かなければいいだけなんです。

でも、式場側も出入り禁止にした個人カメラマンの名前や業者を100%当日管理するのも一苦労です。中にはこりずに何度も立ち入る業者やカメラマンもいるみたいです。

ほら、だれが損していると思いますか?

そうです。一番幸せになるはずの新郎新婦さんです。

こんなことをする業者がいるから式場側も、持ち込みカメラマンに対して嫌な顔をするのは当然だと思いませんか?
当たり前にやっている健全な業者さんの邪魔をしているにすぎないのです。

外部カメラマンでも、式場カメラマンと同様・それ以上のスキルや技術、接客などを行える素敵なカメラマンもたくさんいます。
プランナーさんから逆指名されるようなカメラマンも実際にいるのも事実です。

しかし、提携先以外は全て「外部カメラマン」というひとくくりになるのも事実。前者のような場所も態度もわきまえず、やりたい放題撮影して出入り禁止になっても、何とも思わないカメラマンもいます。

これが「カメラマンの持ち込みを禁止する理由の一つ」なんですね。

出入り禁止業者の特徴と仕組み

ホームページに堂々と書いてます。

「友人としてプロのカメラマンを派遣します!」とか「持ち込みNGな式場もOK!!友人が撮れない結婚式はありません!」

式場さんの価格からすると、意味不明なくらい安いです。
例:式場価格で12万円くらいのを5万円くらいで受けてます

なぜそんな価格が安いのかというと、

■その会社に登録しているフリーカメラマンに依頼

■その地域のフリーカメラマンが撮影しにくる(日当1万円〜高くて2万円)

■個人撮影という名目なので式場も把握しずらい

■新郎新婦だけがリスクを負う

そしてフリーカメラマンの中には、普段平日はサラリーマンで別の仕事をしている人も多く、土日にバイト感覚でやっている人間もいるのです。

私たちも結婚式の撮影現場でこのような人と一緒になることもあります。
ビデオ撮影で入った時に、式場カメラマンのはずだったのですが、よく話をしてみると、

式場カメラマン「はい、普段は別の仕事をしています♪土日だけやってるんです!」

山﨑「そ、そうなんですね〜。今日はよろしくお願いしまーす・・・・。」

別に悪くはないのかもしれませんが、新郎新婦さんは知らないと思います。実は大きな式場になればなるほど、バイトのカメラマンが撮影に入ることも珍しくありません。カメラマンの人手不足で、ヘルプでバイトを繁忙期だけ雇ったり、先ほどのフリーター。。じゃない、フリーカメラマンの登録している会社へ外注することもあります。

でも、新郎新婦さんの支払う金額は同じなんですよ。20万とか30万とか。

そもそもフリーランスのカメラマンを登録させている会社が、結婚式場と提携している場合も実際にあります。そこでバイトで働いているカメラマンはこう言ってます。

「カメラマンのスキルによって日当が違うので、正直当たり外れはありますよね。」

ね。本当にある話なんですよ。

要するに、式場提携で同じような仕組み作りをしている会社が、一般の新郎新婦さんに日当の安いカメラマンを派遣して利益を得ている。という事実。

これはビジネスモデルの一つの形なので、式場が悪いことをしているわけではありません。

今の世の中、正社員を雇うリスクの方が大きいので、必要な時に必要な人員が確保できるほうが何かと効率がいいのです。
式場の下請け業者から孫請けの仕事だから日当いくら。という仕組みになるんですね。

でも、式場が提携いしている会社がフリーランスのカメラマンを集めて派遣するのは、まだ責任の所在や、技術向上のための研修など、いろいろ行われるので全然安心度が違います。固定された式場に特化して撮影を行いますので慣れてきます。

式場で問題になっているのは、冒頭にお話した「持ち込みNGな式場でも撮影できます!」と伝えているフリーランスのカメラマンや、会社があるということです。

理由その2:挙式や披露宴のさまたげになるリスク回避

結婚式の進行表って、分刻みでスケジュール管理されているんです。
特に1日に何組も結婚式を施行するホテルや式場にとって、タイムスケジュールはかなり重視された進行になります。

提携しているカメラマンとは、インカムや普段の進行の流れなどを普段から他のスタッフと共有しています。
そして、披露宴が予定よりも遅れている場合、どこかの時間を削る必要があり、キャプテンや司会者、スタッフが一丸となって時間内におさまるように調整していくわけです。

そのことから、持ち込みで入るカメラマンは撮影に入る結婚式場のスタッフさんや進行の流れなど、十分把握した上で臨機応変に対応しなければなりません。

ある式場さんからこんな話を聞きました。

「あそこの会社は好き放題されるから、今は持ち込みしたいって新郎新婦さんが希望しても会社はいい顔しないですね」

何があったかを聞いてみると・・

・お色直しになったら普通にたばこ吸ってる

・キャプテンや他のスタッフへと非協力で進行の邪魔をする(撮影優先が目立つ)

とても残念ですよね。しかもゲストにとっては結婚式場のカメラマンがタバコ吸ってるぞ!と見えるわけです。式場側からするとたまったもんじゃないですね。

式場は、スタッフのサービスに特に力を入れています。接客態度、サービス、気配り、気品ある立ち振る舞い、あげればきりがないですね。
高級ホテルや高額な式場ほどその傾向にあるような気がします。なんというか、「お客様ぁ〜〜〜!!」みたいな、一定の距離感を持って、新郎新婦には特別感を感じてもらう的な接客の仕方です。

こんな言い方すると誤解を招くかもしれませんが、フレンドリーなスタイルをとっている式場もあれば、気品さを求める式場もあるってことですね。
それは、式場の色なので何も悪いことでもないのです。

しかし、当然そこには常識・マナー・礼儀などはできているのが大前提のこと。
式場にとっては、新郎新婦だけでなく、ご家族やゲストに対しても同じく丁寧な接客サービスを行うのも当然です。

ところが、さっきみたいなやりたい放題するようなカメラマンが式場にいる。という噂や印象を持たれるリスク。って、企業として結構な被害なんですよね。
すぐSNSやネットに書き込みされる世の中です。悪い噂ほどものすごいスピードで広がります。

理由その3:式場のリスク

そんなリスクを回避するために「カメラマンの持ち込みはお断り」という理由もあるでしょう。
ただ、新郎新婦の要望にも応えないといけない、叶えたい。というプランナーさんの気持ちや心情もあります。

多分ですが、本音を言えば「どの式場でも外部のカメラマンは入ってほしくない」はずです。
たくさんの従業員や会社を守っていくために、リスクを避けるのが当然だからです。

でも、現実は受け入れる式場さんも多いです。リスクを背負ってまで外部カメラマンの持ち込みを許可されています。

なぜでしょう?

それは、当然新郎新婦さんの望みだからです。

利益減少を避ける為には・・

0じゃないとしても、多少の売上げは持ち込みされたら下がりますよね。
じゃあ、どう帳尻を合わせるか。。。

値引きを少なくする。
以上です。

 

色んなサイトにも、こんなことが書かれてます。

・持ち込みされると利益が減るから持ち込み禁止にしている!
・持ち込みさせないのはぼったくりだ!
・そんな利益がほしいのか!

なんて、結婚式場で働いていないのに、式場の利益の話をしていますね。
そもそも、ブライダル業界となんの関係のない人が書いてたり、ネットにある情報をかき集めてまとめ!みたいなサイトにも、このようなことは載っています。

あなたはどこまで信じますか?

結婚式場の仕組みなので、新郎新婦さんにとってあまり関係ない部分ですが、
式場提携のフォトスタジオ、写真会社から式場が手数料として売上げが上がります。

アルバムが30万円だったら、式場としての入りは10万円〜12万円。
同じように40万円だったら、12万円〜16万円ほどです。

確かに、値引きや特典がなくなることはあります。
でも、利益率は式場側の数字の話であって、新郎新婦が結果的に支払う総額とは別の話なんです。

例えば、

【持ち込みありの場合】
・挙式料10万円
・カメラマン持ち込み料3万円
・会場使用料 20万円
・特別値引き ▲15万円
小計 18万円( +8万〜10万など外部カメラマン費用)
【持ち込みNGの場合】
・挙式料10万円
・当日スナップアルバム 15万円
・会場使用料 20万円
・特別値引き ▲20万円
小計 25万円

上記2つの内容の場合、「式場の利益は同じ」になるということ。あっても数万円の違い程度です。

ということは、式場にとって「金額的な話」ではないのです。

目先の売上げではなく、結婚式場のイメージ、今後の風評やゲストの中から新規顧客が生まれることも知ってるからこそ、不要なリスク回避をしたい。

だから、持ち込みを許可することは「企業としてリスクを負う」ことに繋がる可能性がある。その部分が強いと私は考えています。

でも式場は、そのリスクを背負ってまで持ち込みを許可しているんです。

 

そうなんです。

全ては新郎新婦さんの為に・・・なんですね。

こんなお話しましたが、新郎新婦のことではなく、自社の利益を最優先している式場も中にはありますけどね・・。
最後の最後にとんでもない発言をして、この記事は終わりです。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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About The Author

AvenirDesignアベニール代表 / ビデオグラファー / フォトグラファーKazuto Yamasaki
写真や動画撮影を行うカメラマンでもあり、結婚式のプランニングや式場との商談も行っているアベニールデザイン代表 山﨑一人。
ハワイの現地プロデュース会社との提携により、持ち込み無料のハワイウェディングプランなどで全国から問い合わせがくるWebサイトを立ち上げる。

「結婚式では後悔してほしくない!」という想いから、結婚式場の仕組みや新郎新婦に本当に役に立つ情報をこの「BrideMedia」で掲載。
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